妊娠にまつわる基礎知識を診断して
正しい知識を身に付けましょう
- 監修:
- 獨協医科大学埼玉医療センター
リプロダクションセンター
泌尿器科
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自分の知識を診断しましょう。
女性が妊娠する能力は歳をとるごとに低下していく。
男性が女性を妊娠させる能力は歳をとったとしても低下しない。
男女を問わず、タバコや睡眠不足などの生活習慣と妊娠する能力には相関関係がない。
クラミジアや淋病などの性感染症に感染したことがあると、将来の不妊症の原因となることがある。
女性が避妊を目的とした低用量ピルを半年以上使用すると、将来妊娠しづらくなる可能性がある。
不妊症とは、避妊をせずに夫婦生活を行って1年以上経っても自然妊娠しない状態をいう。
日本国内における不妊症のカップルの割合は約20組に1組である。
不妊症の原因に占める男性因子の比率は約10%である。
太っている女性は、そうでない女性と比べると妊娠しづらい。
女性の卵子が年齢と共に老化するという医学的な根拠は無い。
父親の年齢が45歳を過ぎて生まれた子供は、学習障害・自閉症・統合失調症・癌になるリスクが高い。
不妊症の原因が勃起障害の時は、ほとんどの場合薬物で治療できる。
健康状態が極めて良好であったとしても、30代の女性に比べて40代の女性の方が流産する確率は高い。
男女共に、癌の治療(抗がん剤や放射線療法)を受けた後でも、治療を行えば不妊症になる可能性はほとんどない。
体外受精は特に危険を伴う医療行為ではない。
近年の調査では、体外受精で生まれた子供の割合は約50人に1人である。
35歳以上の女性であっても、多くは、2回以内の体外受精で妊娠することができる。
体外受精をすることによって閉経に近い年齢の女性でも、容易に出産ができるようになった。
40歳代のカップルが体外受精(顕微授精)を受けた場合、1回当たりの出産率は5%以下である。
体外受精は、1回当たり10万円以下の費用で行うことができる。
男性が原因の不妊症であった場合、男性を手術で治療することはできない。